システムエンジニアの退職ポイント!後腐れなく辞める意思の伝え方

システムエンジニアを辞めたいあなたへ

退職意思の伝え方

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退職の意思を上司に伝える前に

仕事を辞めたいと思い始めると、できるだけ早く実行したくてたまらない気持ちになるかもしれませんが、退職の意思がしっかりと固まらないうちに勢いで上司に伝えてしまうと、引きとめられて退職を思いとどまるという結果になる可能性もあります。一度は辞めたいと思って行動したという事実はもう消えないので、残ったとしても職場で気まずい思いをするかもしれませんし、そのことが尾を引いて先々まで苦労してしまう可能性も否めません。そのような事態を避けるためには、退職の意思を伝える前にしっかりと自分の意思を固めておくしかありません。では、後腐れなくシステムエンジニアの仕事を辞めるためにどうすればいいでしょうか。

申し出る前に「退職理由」をしっかりと決める

退職を申し出れば必ず聞かれるのが「退職理由」です。不満が何もなければ辞めないので、何か不満や不都合があることは会社側もわかりますが、不満に思っていることをストレートにぶつけてしまうと、せっかく頑張って働いてきた会社に嫌な印象だけを残して去ることになります。辞める会社だから関係ないと思う人もいるかもしれませんが、できるだけ円満に退社したいと考える人がほとんどではないでしょうか。退職したいと思うようになったきっかけはあるかもしれませんが、退職後に何をやりたいと思っているのかという部分を退職理由の焦点にすれば、過去のあれこれを愚痴るようなものではなくポジティブな印象で終わることができるでしょう。

引きとめられた時に揺らがないようにする

退職を申し出るとまず上司から引きとめられるかもしれません。退職すると本人が言えば退職はできますが、会社側としても社員を失うのは手痛いことなので、簡単には納得しない可能性を考えておいたほうがいいでしょう。魅力的な条件を提示してきたり、要望をできる限り受け入れる姿勢を示したりして引きとめられると、つい心が揺らいでしまうことがあるかもしれませんが、しっかりとした退職理由と自分自身の強い意思を明確に伝えることができれば、会社側も諦めて退職を受理してくれるでしょう。少しの迷いを見せてしまうと、説得すれば引きとめられると思われてしまうので、辞めると決めているならば毅然とした態度で申し出ることが大切です。
退職願いから退職日までの期間は、2週間や1か月など会社によって決められている就業規則が異なるので、事前によく確認してから申し出るようにしましょう。また、たまっている有給の消化がまだであれば、その分も含めて退職日を考える必要があるので、思いつきで退職を願い出てしまうということだけは避けるようにしましょう。

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