自分の能力不足
システムエンジニアとして働き続ける自信がないなら
システムエンジニアとして働いてはいるものの、会社が求めていることがうまくできないことに悩む日々が続くなら、システムエンジニアとして働き続けていく自信がなくなってしまうかもしれません。仕事をしていれば誰にでも失敗はあるものですが、失敗ばかりで周囲に迷惑をかけるほどになってくるとシステムエンジニアとしての能力不足を疑うようになってくることもあるでしょう。自分では頑張っているつもりでも、結果がついてこない日々を送っていれば、職場に居づらくなってくるかもしれません。それならもうシステムエンジニアを辞めて転職しようと考えることは簡単ですが、そこで諦めるのが正解かどうかはわかりません。ではどうすればいいのでしょうか。
能力不足がもたらす悪影響
自分の能力不足が原因で仕事がうまくいかないという自覚があると、失敗する自分を責め続けるようになってしまい、強いストレスを感じるようになります。社会に出れば仕事のストレスは少なからず誰にでもありますが、解決できないストレスをずっと抱え続けていると、心身に不調が現れるようになるかもしれません。能力不足の影響が深刻になってくれば、上司や同僚からも白い目で見られるようになり、職場に居場所がなくなってしまうこともあります。同じ会社の仲間同士助け合うことは重要ですが、全体の業務に支障が出てしまうほどになると、より一層孤立してしまうことになりかねません。能力不足を努力で改善できれば問題ありませんが、努力してもどうにもならないのであれば、システムエンジニアとしての適性がない可能性も考えなければなりません。
「能力不足」は退職理由になるのか
仕事を辞める理由が「能力不足」ということならば、すぐに転職しないでまずは努力すべきだと考えるのが一般的かもしれませんが、システムエンジニアとしてこなすべき最低限の仕事も難しい状況ならば、退職するしか解決方法がない可能性もあります。能力不足で仕事を辞めることに抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、いつまでも能力不足のまま負の実績を積み上げていても現状維持かそれ以下になってしまいます。そうであるならば、自分の適性に見合った仕事をしたほうがはるかに建設的です。能力が生かせる仕事ができるようになれば、自信を取り戻すことができるようになり、その自信がより良い仕事につながっていきます。好きでシステムエンジニアになったのであれば、能力不足を認めることは辛いかもしれませんが、好きになれる仕事がまだその先に待っていると前向きに考えることができれば、もっと仕事が楽しめるようになるかもしれません。
